柔整と理学療法士が向かう先

昨今、体の不調を取り除く方法として柔道整復師に頼ることが少なくありませんが、いままさに多くの柔整が世に送り出されています。
3年間、昼または夜の授業でみっちりと知識と技術を叩き込まれ、非常に技術レベルが高く、志を持った柔整師が様々な場面で活躍しています。
活躍している人の多くは、常に技術やサービスについて向上心を持って取り組んで入り人たちで、クライアントの体を診るだけでなく、心のケアにも熟知している人達も育ってきています。

一方で、中には技術の向上に消極的な人もいるわけですが、そのような人たちへの教育に協会並びに各医院が真剣に取り組む必要性がある事も確かです。

クライアントが身体的なケアはもちろんですが、何を求めているのかをくみ取る能力はこれからの柔道整復師には必要になります。
これは、真の柔整師として生き残りに対する重要な課題であり、一人ひとりのクライアントが生活全般においてベストな状態で過ごすことができるようにすることは、私たちの義務でもあります。
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柔道整復師のこれから

近年、柔道整復師の数が多くなってきているが、実はまだ全国6万人程度に留まっている。
飽和感が強調されているのは、独立する整復師が多く存在し、いまや街を歩けば整骨院の看板をあちらこちらに見つけることができるためである。

ただ、このことは私たちの生活になくてはならい医療サービスになったことを意味しており、サービスを受ける側にとっては即座に整骨院を見つけることができるのは、多いにメリットがあると言えるだろう。

関節や節々に不調がでたとき、打撲して打ち身がひどい時に我々の助けとなってくれる。
特に柔道整復医院は夜まで開いているところが多く、整形外科が閉まっているときになどにも重宝するものである。

しかしながら、事業者にとっては独立志望者が多くなることはよいことばかりではない。
地域に何店舗も医院が乱立したならば、周辺地域のパイの取り合いになるからだ。

ただ、競合の出現は最大のチャンスでもある。
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診療放射線技師と理学療法士

多くの専門学校では、複数の学科を設けているが、その中の組み合わせとして多いのが、柔道整復師、理学療法士、鍼灸師、診療放射線技師を併設している学校である。

特に人気なのは、柔道整復師と理学療法士の組み合わせで、2つの学校を同時に受講し、ダブルで国家資格を取得するケースである。
この二つの資格は、どちらも体の調整に関わる部分で共通しており、その多くはスポーツ選手のケアや高度な専門知識を有したトレーナとして活躍することを目的とする場合が多い。

さらに、現在では少数でではあるが、診療放射線技師と理学療法士を組み合わせで受講するものである。どちらも全日制のところが多く、同時に受講することは難しいところであるが、どちらか一方を卒業したのち、すぐにもう一方を受講するというものである。
勉強漬けで非常に大変な日々を送ることになるが、長い人生を考えた場合、有益な選択になることであろう。
多くの方が、様々な方向から医療に携わり、活躍することをお祈りします。

理学療法士の活躍の場

理学療法士は病院などでリハビリを担うだけではありません。
現在注目を集めているのが、スポーツトレーナーとしての活動です。
身体の機能に熟知している理学療法士は、事故などにより機能に回復が必要な人を対象にリハビリなどを行っていますが、昨今スポーツ選手や高齢者を対象にした身体の改善・向上に取り組むケースが増えています。
療法士は身体の動きや筋肉の働きに精通し、医療現場で安全に回復・改善を促すプロフェッショナルであることから、トレーニングやスポーツ、さらには高齢者などの健康維持・向上にもその技術が活用できることが認識されてきたことにほかなりません。
逆にスポーツトレーナーを目指している人は、理学療法士の国家資格を取得することで、活動の場を広げられるだけでなく、クライアントからの信頼を得ることは間違いありません。
体の機能に精通していることを念頭に、幅を広げて考えてみると、様々な活動の場が存在することがわかると思います。

九州医療スポーツ専門学校

福岡県北九州市小倉北区片野37丁目にある「九州医療スポーツ専門学校」は、3年制の専門学校で医療的立場でサポートするリハビリの専門家を育てることを基本に充実した設備と各分野のスペシャリストにより難関の理学療法士試験の合格を目指す。
合格後は、幅広い業界への進路に加え、即戦力となりうる専門家を各業界へ送る。
場所は、JR小倉駅よりモノレールで片野駅まで6分、片野駅から徒歩1分の好立地。通学にストレスを感じることなく、勉学に励むことが優先できる環境である。
3年間の学校生活では、1~2年次に解剖学、リハビリテーション概論、理学療法学など、基礎~応用の理論を中心に学び、3年次ではそれらの復習と実習を重点的に学習していく。ゼミなどもあり、施設を含めた学習環境は合格への近道であるといえるだろう。
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福岡医療専門学校

福岡県福岡市早良区祖原3-1丁目にある「福岡医療専門学校(理学療法士科)」は、理学療法士国家試験の合格率が100%。これ以上にない合格率を誇っている。そのほか、柔道整復師、はり師、きゅう師でも100%という驚異的な数字を残している。
場所は、地下鉄・西新駅から徒歩4分の好立地。天神や博多からもスムーズなアクセスで通学ができる。
学内環境も設備、クラブ活動など充実しており、キャンパスライフも楽しむことができる。
講師陣のレベルの高さも目立ち、次世代を担う幅広い視野を持った理学療法士を育成することを掲げている。
そのほか、柔道整復科、鍼灸科(スポーツ・美容鍼灸)、診療放射線科、看護科があり、医療分野を網羅した総合医療専門学校となっている。
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麻生リハビリテーション大学校

福岡市博多区東比恵3丁目にある「麻生リハビリテーション大学校」は、理学療法士国家試験の全国平均合格率が88.7%のところ、98.9%、夜間に至ってはなんと100%の合格率を誇る。
立地的にも申し分なく地下鉄・東比恵駅の真横に位置し、徒歩0分という通学にはありがたい環境である。雨の日もスピーディに校舎にかけこめるようになっている。
8階建ての校舎には、充実した最新機器を含め、実習室、図書室などがあり、集中できる環境が整っている。
その他、理学療法学科のほかに作業療法学科、言語聴覚学科があり、理学療法学科と作業療法科は夜間部が併設されている。
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福岡リハビリテーション専門学校

福岡市博多区博多駅前3丁目にある「福岡リハビリテーション専門学校」は、理学療法士国家試験の合格率98%と高いレベルを誇っている。
4年制のカリキュラムとなっており、基礎科目から運動療法、物理療法等の専門科目と内容の濃い授業が特徴で一般病院、大学病院、総合病院、老人保健施設、スポーツクラブ等、活躍の場が広い。
場所は、キャナルシティーのすぐそばで集中して勉強した後は、ちょっとリラックスできる環境が整っている。
その他、理学療法学科のほかに作業療法学科がありリハビリテーションに特化した科目設置となっている。
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福岡天神医療リハビリ専門学校

福岡市中央区渡辺通4丁目にある「福岡天神医療リハビリ専門学校」は、理学療法士国家試験の合格率90%を誇る。
最新の治療機器が備えられているため、様々な応用の効く人材を育てられ、医療施設で活躍できる人材を養成している。
立地も非常によく、福岡天神駅からは徒歩8分、薬院駅に至っては徒歩1分という好立地で通学に不便を感じさせない。
その他、柔道整復学科、鍼灸学科、作業療法学科があり、総合的な医療従事者を育てる環境が整っている。
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